Dictionary [ALSO]: さらに付け加える際に使う副詞のポイント

also

also

adverb
UK/ˈɔːl.səʊ/US/ˈɔl.soʊ/

in addition or too; used to add information to an existing statement

Thesaurus
Synonyms

How to Use

追加の情報や意見を並列に補足するときに用いられる英単語です。

「also」は「加えて」「さらに」という意味を持ち、何か別の要素を追加したり補足したりするときによく使われる副詞です。例えば「I like tea, and I also like coffee.」(紅茶が好きだけど、コーヒーも好き)のように、すでに挙げた情報に新しい情報を付け加えるニュアンスを伝えます。文章や会話の流れをスムーズに進め、並列関係や追加事項を印象付ける上でとても便利な単語です。文法的には、通常「主語の直後」か「助動詞やbe動詞の直後」に配置することが多く、例えば “I also went to the bookstore.”(書店にも行きました)のように使われます。一方「I went also to the bookstore.」のような形は文法的に誤りではありませんが、やや不自然な響きを与えることがあるため注意が必要です。また、文頭に持ってきて “Also, I need your help with this task.”(それから、この作業を手伝ってほしい)と書けば、会話や文章内でさらなる主張や要望を柔らかく切り出せます。さらに「also」は、「and」や「too」など他の接続詞・副詞とセットで使われるケースも少なくありません。その際、同じ「追加」の役割を果たす単語が続きすぎると文章が重複感を与えかねないため、バランスを見ながら適度に選択するのがコツです。ちょっとした使い方の違いで書き手や話し手の意図が変わるため、会話でも文章でも感覚的に取り入れておくと英語表現の幅が広がるでしょう。

Alternatives

「also」に似た表現としては、まず「too」が挙げられます。こちらは「~も同じく」という口語的なニュアンスが強く、文末に置くことが多いです。例として “I like coffee, too.”(私もコーヒーが好き)というように使われます。逆に「as well」は「too」よりややフォーマル・丁寧な響きを持ち、同じく文末で追加情報を示すのに便利です。一方、「in addition」や「furthermore」は文章をより硬い印象にしたいときに活用される傾向があります。例えばレポートや論文で “Furthermore, the results indicate…”(さらに、この結果が示すのは…)と書けば、厳密かつ論理的な追加を強調できるでしょう。「moreover」も似たニュアンスで、アカデミックやビジネスシーンでしばしば目にします。「besides」は「その上」「さらに別の事情として」というニュアンスを持ち、よりカジュアルな会話からフォーマルな場面まで幅広く対応します。これらの単語の微妙な温度差と使用シーンを把握しておくと、状況に応じて語彙を切り替えることができ、文章や会話が一層自然になります。

Writing

英文ライティングで「also」を使う場合、文脈や文章全体の構成を考慮しながら使うと、流れがスムーズになります。特にビジネス文書やレポートで事実やデータを並べるときに “We conducted a survey among 200 participants. We also analyzed previous case studies.”(200名の参加者を対象に調査を行いました。また、過去の事例研究も分析しました)と書けば、読み手に対して次々と情報を与える印象をスムーズに構築できます。一方、あまり頻繁に「also」を連発すると文章が単調になってしまいがちです。代替表現である「in addition」「furthermore」などを適宜挟むことで、論点ごとの重要度やニュアンスを変化させることができます。また、「also」は文章の途中から追加の根拠や事例を示すときにぴったりなので、「and」や「another」のような接続詞的表現とも組み合わせながら使うと効果的です。文章のスタイル次第では、文頭に “Also,” を置いて相手にやんわりと追加情報を示すテクニックも有効です。例えば “Also, let me clarify the following points.”(それから、以下の点を明確にさせてください)のように書けば、相手の注意を引きつつスムーズに話題を付け加えることができます。ただし、フォーマルなエッセイや論文では文頭に「Also」を置く表現がカジュアルすぎる印象を与える場合もあるため、文章の目的や対象読者に合わせて調整しましょう。

Casual Conversation

日常会話では「also」はシンプルに使いやすい単語で、追加情報を付け足すのにぴったりです。例えば「I’m going to the store. Also, do you want anything?」(お店に行くよ。あと、何か欲しいものある?)のように、さらっと挟めば自然に話をつなげられます。また、SNSやチャットでも「I saw that new movie. Also, the soundtrack was amazing!」(あの新作映画を観たよ。あと、サウンドトラックもすごく良かった!)のように感想を補足する場面で大活躍。友達との雑談で「By the way」や「Oh, and…」などを使いつつ、「also」を織り交ぜると話の展開にメリハリをつけやすくなります。相手に気を遣うことなく「ちなみに」「ついでに言うと」といった微妙なニュアンスを伝えるにはうってつけです。軽い近況報告なら「I got a new job. Also, I moved to a new apartment last week.」(新しい仕事に就いたんだ。それと先週、新しいアパートに引っ越したよ)などと書けば、充実している感じを短くまとめられます。カジュアルな場面では特に意識せずともスムーズに口から出る単語ですが、「also」の場所や調子に注意すると話し言葉全体の印象がさらに良くなります。適度に「and」「plus」「too」などと切り替えれば、聞き手にとって聴きやすいリズムを保ちやすいでしょう。

Etymology

「also」は古英語の “eallswā” に由来し、もともとは「まったく同じように」「同様に」というニュアンスを中心として使われていました。“eall”(すべて)と “swā”(…のように)の結合と考えられており、「全体がそのようである」といった感覚を含んでいます。中英語の時代には “alswa” “alsou” “alson” など様々な派生形が混在し、文献や地方ごとに微妙な綴りの違いが見られました。13世紀頃から「さらに」「加えて」という現代の意味合いが定着し始め、教会の記録や法律文書でも多用されるようになります。特に当時は、複数の条項や事項を列挙するときに「also」が活躍し、現在に至るまで「追加情報を提示する」という役割を担ってきました。時代を経るにつれ「and」と組み合わせて使われるケースも増え、口語では「and also」や「also, …」の形で「それだけでなく…」を示す手軽な表現になりました。こうして「additional」の概念を端的に表せるポイントから、現代英語でも雑談からフォーマルなライティングまで幅広く適用される基本単語として確固たる地位を築いています。

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