after
preposition
later in time than, in pursuit of, or behind in place or order
Thesaurus
Synonyms
Antonyms
conjunction
at a time subsequent to the time when something has occurred
Thesaurus
Synonyms
Antonyms
adverb
later or afterwards
Thesaurus
Synonyms
Antonyms
How to Use
ある出来事や時点の後を示し、順序や継続を明確にする英単語です。「after」は、主に「~の後に」「~した後で」といった意味で用いられる前置詞・接続詞・副詞です。文法上の役割が多面的で、シーンごとに使い分けが必要です。たとえば前置詞としては “I’ll call you after dinner.”(夕食の後に電話するね)のように特定のイベントを基準にする形がよく見られます。食事や会議、時間などが“after”の対象となることも多く、時間の流れをわかりやすく表現するのに適しています。接続詞として用いる場合には “After I finish my homework, I’ll watch TV.”(宿題を終えたらテレビを見る)のように文と文をつなげ、イベント同士の因果や時間的な継続を示す役割を果たします。会話や文章で複数の出来事を時系列に整理する際に重宝される表現です。文頭に置くとややフォーマルな印象を与えますが、カジュアルなシーンでも自然に使えます。副詞として使う場合は「~の後に」「あとで」と訳せることが多く、“See you soon. I’ll come after.”(また後で行くよ、すぐ会おう)といった言い回しが可能です。軽いトーンで手短に「後で会おう」と伝えたいときに便利ですが、他の品詞と混同しやすいので注意が必要です。また、“look after”のように他の単語と結びついて熟語(句動詞)を形成するケースも多いです。この場合は「世話をする」「守る」という意味になるように、単独の「after」とは意味が大きく異なります。このように「after」は英語の日常会話やビジネスシーン、学術的な文脈でも欠かせない単語の一つです。基本的には「順序」の概念を軸にしながら柔軟に応用できるので、まずはシンプルな前置詞として使いこなし、少しずつ接続詞や副詞の用法に慣れていくとスムーズにマスターできます。
Alternatives
「after」と似た意味を持つ語や表現として、まず「following」が挙げられます。これは文語的かつフォーマルな響きを伴い、「~に続いて」というニュアンスをやや硬い文章で表現したいときに重宝します。たとえば “Following the meeting, we had a short break.”(会議の後に短い休憩を取りました)のように使われます。「subsequent to」も同様にフォーマル度合いが高く、法律や学術文書でしばしば見かけます。「~に続いて」や「~の後に起こる」といった意味を明確に示したい場合に便利です。もう少し口語よりの表現なら「later」が代表格でしょう。特に「時間的に後」を指す場面でよく使われ、“See you later!”(また後で!)のようにフランクに別れのあいさつをする場合にも非常に頻繁に登場します。また、「afterward(s)」は「その後で」という意味合いを強調し、文章内で時間的な繋がりを順序立てて示す際に効果的です。“I went to the gym and afterward, I met my friends.”(ジムに行って、その後友達に会った)のように、出来事が連続している様子を滑らかに伝えます。状況や文章の雰囲気に合わせて、こうした代替表現を使い分けると、全体のバリエーションが増し、読者や聞き手により正確なイメージを与えることができるでしょう。
Writing
英語の文章を書く際、「after」を使うポイントは、まずどのような時制や文型と組み合わせるかを明確にすることです。時の流れを表す場合、過去形・完了形とセットで使うことが多く、前置詞として “after the party ended”(パーティが終わった後)や接続詞として “After I had finished writing, I proofread the text.”(書き終えた後で文章を校正した)のように自然に組み込めます。また、文章の構造を組み立てる上で「after」を乱用すると単調になりがちです。たとえば、「after」「then」「next」「subsequently」などを適度に切り替えて使うことで、より読みやすく説得力のある文章になります。特に学術論文やレポートなどで時系列を丁寧に説明する際には、1つの接続詞に偏らず、文章全体の流れを考慮した言い回しを選びましょう。さらに「after」は「順序」を示すだけでなく、場面によっては原因と結果の流れを暗示する場合もあります。たとえば “After many discussions, we decided to change the plan.”(多くの議論の末、私たちは計画を変更することに決めた)のように、単なる「時系列」ではなく「検討の積み重ね」といったニュアンスを含めることもできるのです。読み手が流れを自然に追えるよう、文の前後関係に注意しつつ、必要に応じて補足説明や具体例を添えると、メッセージをより明確に伝えられます。
Casual Conversation
日常会話で「after」を使う場面は多岐にわたります。たとえば友達を食事に誘うときに “Shall we grab a coffee after lunch?”(ランチの後にコーヒーを飲みに行かない?)といった自然な誘い方ができます。また、予定の確認では “Are you free after work?”(仕事が終わった後、空いてる?)のように、気軽に使えるのが魅力です。さらに、もっと砕けた言い回しとしては “Let’s catch up after!” というように、副詞的に“after”を単独で使うケースもあります。直訳すると「後で話そう!」というニュアンスになりますが、文全体を省略しているためカジュアルな印象が強まります。同時に「あとで合流しよう」や「あとで詳しく聞かせて」という意味合いを柔らかく伝えられます。SNSやメッセージアプリのやり取りでもよく見られるため、イメージで「何かの後」という共通認識がある場合に活用しやすいフレーズです。また、日常シーンでは「~の後に続く」という発想から、「…の直後に起こること」を示すために “right after” という形も使われます。たとえば “I got a message from him right after the meeting ended.”(ミーティングが終わってすぐ、彼からメッセージが来た)のように、時間の短さやスピード感を強調するときにぴったりです。こうした表現を覚えておくと、何気ない会話で時間関係をスムーズに伝えられるようになります。
Etymology
「after」という単語の語源は、古英語の“æfter”まで遡ります。これはさらにゲルマン語圏の祖先言語に由来しており、もともとは「~の後ろにある」「後方に位置する」といった空間的な意味を中心に発展しました。時代が進むにつれ、単なる空間的な「後」だけでなく、「時間的・順序的にあとに来る」という解釈が強化され、現代英語における前置詞・副詞・接続詞の多様な用法につながったと考えられています。中世の英語圏においては、教会や王室の行事が生活の中心だったため、行事や儀式の「あとに続く行動」を表現する必要がありました。その過程で「after」という語が頻繁に用いられ、人々の日常会話や文献などで広く浸透していったのです。聖書や年代記といった文学作品でも、「出来事の順序」を明確にする表現としてたびたび登場し、言葉としての定着度が高まっていきました。現代においては、空間的・時間的な意味のみならず、比喩的な表現でも「after」が用いられることがあります。たとえば「追い求める」や「従う」といった抽象的な概念を示す際にも使われるため、一度しっかり用法を整理しておくと、多種多様な英語表現に応用できるようになるでしょう。